
Business Unit 2・Senior Project Manager
N.M.
2012年中途入社
2023年のMBO(経営陣による自社株式取得)を経て、プライム案件のさらなる拡充を目指すSI&C。
今回は5つのプライム案件を同時に統括するSenior Project ManagerのN.Mさんに、プロジェクトマネジメントの醍醐味と成長のストーリーを語っていただきました。
「前編」&「後編」でお届けします!
目次
"マネジメント力"を求めて選んだSI&C
―転職前はどのようなキャリアを歩まれていたのでしょうか?
2008年に4年制大学を卒業して、独立系のSIerに新卒入社しました。1年目から基本設計などの上流工程を担当し、2年目からは自分で案件をもらって見積もりから実行までやらせてもらえる環境でした。プレイングマネージャーとして、さまざまな経験を積むことができたのがいい経験になりましたね。
―そんななかで、SI&Cへの転職を選んだ理由を教えてください
もともと自分の市場価値を上げるために、転職を視野に入れていたんです。転職先を探すにあたって、2つの軸がありました。まず1つ目は独立系のSIerであること。大手の子会社だと業務が限定されがちですが、私は色々なことに挑戦したかったんです。
2つ目はマネジメントに力を入れている会社であること。マネジメントスキルを伸ばすことで自分の市場価値が高められるんじゃないかと考えていたんです。そんなときに見つけたのがSI&Cでした。ホームページの採用情報を見ていて、技術力を備えた総合力の高いマネージャーの育成に力を入れていることを知って興味を持ったんです。
―SI&Cに入れば、マネジメントスキルを向上できると感じたんですね
まさにそう感じました。SI&Cは社内の標準プロセスが充実していて、ここでマネジメントスキルを伸ばすことで、自分の市場価値も高められると考えたんです。とはいえ、まだ26歳での転職だったのもあり、長く働くつもりはなかったというのが正直なところで(笑)。
ですが、働いてみると社内の雰囲気や人柄が良く、尊敬できる方々との出会いもあって。気づけば入社して12年以上経っており、今でもやりがいを持って働けています。
ゼロからお客様に伴走できるプライムPMの醍醐味
―現在はSI&Cでどのようなプロジェクトを担当されていますか?
医療系、エネルギー関係、製造業、自社サービスのプロダクト開発など、さまざまな業種のプロジェクトを担当しています。現在は5つほどのプロジェクトを統括しており、規模は大きいもので20名程度です。
―プロジェクトマネジメントの具体的な業務を教えてください
お客様からRFP(Request for Proposal)をいただいて企画提案するところから始まり、実行フェーズまでを担当します。具体的には要件を踏まえたスコープの調整、進捗管理、コスト管理、調達管理などですね。あとは社内の審議対応や、工程移行時の調整なども重要な仕事です。
― プライム案件ならではの面白さは何ですか?
プロジェクトをお客様と一緒に創り上げていけることですね。プライム案件は、システム開発の専門家である私たちと、業務に精通したお客様が、お互いの知見を活かしながら進めていくのが特徴です。例えば、設計フェーズでは私たちがシステムの専門的な観点から提案させていただき、お客様は業務知識や現場の視点から助言をくださる。そうやって対話を重ねながら、最適な方向性を見出していきます。
また「AとBどちらの方向性がよいでしょうか」という方向性を決める場面では、お客様の業務背景や将来的な展望もうかがいながら、「Aであればこういった価値を提供できます」といった提案をさせていただく機会もあります。お客様の真の課題解決に向けて、一緒に考え、創り上げていく。その過程が本当に面白いですね。
― これまで担当したなかで、印象に残っているプロジェクトを教えてください
医療関係のBIツール開発プロジェクトですね。要件も複雑で、かなり苦労はありましたが、それだけに印象深いプロジェクトになりました。上長のサポートを受けながら、お客様と密にコミュニケーションを取り、チーム全体で知恵を出し合って進めていきました。1年半という期間をかけ、最終的にはお客様に喜んでもらえるシステムを納品することができたのが印象に残っています。ピーク時は20人程度のメンバーがいましたが、一人ひとりが持てる力を発揮し、チームとして大きく成長できました。そして何より、お客様に「N.Mさんがチームを率いてくれて良かった」と言っていただけたのが、本当に嬉しかったですね。
― N.Mさんにとって、お客様への貢献が仕事の喜びに繋がるんですね
そうですね。お話したプロジェクトに関しても、その後も継続的にお客様から声をかけていただき、現在も新しい提案を進めているんです。信頼関係を築けたからこそ、次につながる。そこに大きなやりがいを感じています。
― ありがとうございます
後編は、N.Mさんの今後ありたい姿、ビジョンなどについてお話を伺いたいと思います
「後編」に続く